カイロプラクティックは、米国では医療行為として法制化されている治療方法で、医師と同等の高レベル・難易度の国家資格を必要とする高度な治療方法です。詳しく見る
Top > 側弯症(側湾症・そくわんしょう)治療 > CLEAR側弯症治療の手法

CLEAR側弯症治療の手法

側弯症は、背骨の多岐にわたる複雑な状態です。全ての状態に効く、たったひとつの治療法はありません。 なので、私たちの基本手順、そしてとくにその背景にある科学について理解を深めていただくことが重要になります。 側弯症治療は個人個人の特定のニーズに合わせることが必要です。しかしながら、高い確率で目に見える成功を収めるためにはいくつかの鍵となるポイントが基本手順の中に含まれています。 これら基本手順の恩恵を最大限受けるには、患者がそれらの背景にある科学を理解することが大切になります。

STEP1 : 正確なレントゲン

基本手順の第一段階では、側弯に関係する場所だけでなく、背骨全体の状態を正確に把握します。 首や腰で起きている状況がが分かれば、それが背中と体の各部位にどのような影響を及ぼしているかが理解できます。 レントゲン写真は、最低限以下のものが必要となります。
  • 横向きでの頚椎(視線が下のものが一枚、視線が上のものが一枚、視線がまっすぐのものが一枚)
  • 横向きで腰、正面からの頚が2枚(視線が正面に向いているものが一枚、上を向いているものが一枚)
  • 正面からの腰が一枚

STEP2 : MIX

背骨の柔軟性は側弯症ケアにおいて、とても重要なポイントです。背骨を支える筋肉は側弯症のカーブに合わせて左右で長さ(伸縮度合い)が変わり、硬くなっています。 この「MIX」という段階では、ウオームアップにより筋肉と背骨をゆるめていきます。痛みは無く、リラックスしてケアを受けることができます。

THE WOBBLE CHAIR (ぐらつき椅子)

側弯症のある背骨において、椎間板はクサビ状になり固定されてしまっています。 結果、椎間板は、血液からの栄養を得ることが出来なくなります。椎間板に栄養を供給するための唯一の方法は、動きを与えることです。 「WOBBLE CHAIR」は特殊な動きで椎間板に栄養を与えるポンプの働きをし、同時に背骨の柔軟性を高めます。この椅子は体の組織を温め柔軟にし、背骨が他の「MIX」ケアに適した状態にします。

CORE STIM

2種類の波動数のバイブレーションが、曲がった背骨を支えていた為に硬くなったりゆるんだりしてしまった筋肉、靭帯、腱をリラックスさせます。

VIBRATORY TRACTION (振動牽引)

硬くなってしまった背骨の靭帯、腱、椎間板にゆっくりとした振動を与え、効果的にリラックスさせ、ゆるめます。

ECKARD TABLE

上下に曲がる台により、側弯症による硬くなった筋肉や靭帯を伸ばしてゆるめます。この動きは椎間板へ栄養を与えるポンプの働きにもなるので、背骨の健康状態を高めることが出来ます。側弯症カーブを解放し、曲がってクサビ状になってしまった椎間板のリハビリにもなります。



STEP3 : FIX

第一段階「MIX」によって背骨を支える構造(組織)がゆるみ、柔軟になった段階で、第二段階「FIX」ではドクターが適切安全かつ効果的なアジャストメントを背骨に施します。 このアジャストメント方法は何百人もの専門医師たちの長年の研究調査がベースになって集約され、更なる研究調査と厳選を重ねた方法を背骨に適応させています。 アジャストメント方法はレントゲンを基にした41種類の計測と23種類の様々な観点から、患者さんに合わせた方法を選択・組み合わせられ、ドクターの手技によるアジャストメントと、機械を使ったアジャストメントがあわせて施されます。

STEP4 : SET

最終段階では、体の筋肉に正しい姿勢(背骨の位置)を支えて維持することを教えていきます。これを「SET」と呼びます。体の弱ってしまった部分は再構築しないといけません。そのため背骨に適切な負荷を与えることでエクササイズをします。 このシステムは、頭・肩・臀部にウエイトをかけるアイソメトリック(※1)脊髄運動を特徴とし、患者さんに合わせて特別にデザインされます。体の再構築は、神経系に対して重力に反発することを永久的に修正するように働きかけます。
※1 : アイソメトリックとは等尺性運動のことで、筋肉の長さを変えないで筋力を発揮することをいいます。

側弯症牽引椅子(STC)

25度以上の側弯症に関しては、側弯症牽引椅子(STC)の使用が必要になります。 STCは背骨にかかる重力を取り去り、側弯症の無い状態を効果的に練習させます。 同時に正常なものに比べて縮んでいる背骨の筋肉に対して、治癒力を高める為に高い振動を用います。 STCは、脳に新しく正しい背骨の形を再教育させる他のSETプログラムと合わせて行われます。

STEP5 : 再検査

治療後、その効果を確かめるために再度レントゲンを撮ります(放射線の影響を防ぐため、レントゲンの撮影回数はは患者の状態によって必要最低限に抑えます)。 側弯症の湾曲(コブ角)は3次元的に変化しますので、治療による変化は一方向からの角度ではなく、多面的に検査して判断する必要があります。




ページ最上部へ